直撃インタビュー

JR相模線「寒川駅」から徒歩1分。駅前の便利な場所で、子どもたちにピアノを教える若林先生は、ピアノ講師歴20年を超えるベテランだ。自身も3人の子どもを持つため、ときにはまるでお母さんのような温かさで、生徒とコミュニケーションをとりながら、ピアノの楽しさを伝えている。そんな先生に、ピアノ講師としての想いを語っていただいた。

―――ピアノ講師になられたきっかけを教えてください

国立音大時代から、将来はピアノ講師になりたいと思っていました。実は、大学生のときも近所の子どもたちにピアノを教えていたのですが、それがとても楽しくて。卒業後はピアノの講師としてカワイ音楽教室に12年勤め、自分のピアノ教室も開きました。
口コミで生徒が増え、現在は多数私の教室に通ってくれています。

―――20年以上ピアノの指導をされていらっしゃいますが、指導するうえで気をつけていることはありますか。

ピアノのレッスンは楽しい、と思ってもらえるように気を配っています。ピアノのレッスンは、講師によってはスパルタ式で、という人もいますが、私はひとり一人のペースに合わせて教えます。それから、生徒としっかりコミュニケーションをとることも大切にしています。元気のない日、気分が乗らない日というのは誰にでもありますから、そんなときは声をかけて、心のケアもしながら教えます。そのせいか、子どもたちがいろいろな悩みを話してくれることも多いんですよ。また、1レッスン40分と、時間を長めにとっているので、流れ作業ではなく、じっくり指導ができます。

こうしたアットホームなレッスンを得意としていますが、教えるべきことはしっかり指導します。正しい手の形、弾き方、譜面の読み方など、基礎をきちんと教えたうえで、楽しくピアノが弾けるように指導するのが私のやり方ですね。さらに、上達のためには、達成感を得ることも大切ですから、1年半に一度は発表会も行っています。また、希望をされる方には音楽演奏(表現)能力を階級に分けた、グレードテストも受験することができます。

―――習いに来られた生徒さんは、大きくなっても辞めずにずっと通っていらっしゃるそうですね。

4~5歳から習い始めて、20歳を過ぎても通ってくれる生徒もいます。ピアノの腕を活かして保育士になった生徒も5名いますし、中高生の生徒は、学校の合唱祭や卒業式などでピアノの伴奏をするなど、それぞれがピアノを軸に活躍しています。そんな話を生徒から聞くと、とても嬉しくなります。

―――小さい頃からピアノを習うメリットはなんですか。

音感が身につくこと、それから、音楽に対する理解が深まることでしょうか。譜面が読めるようになるのも大きなメリットだと思います。小学校に入ると、音楽の授業でリコーダーを習いますが、最近は譜面の読み方をあまり指導しないようで、譜面にドレミを書いて吹かせてしまうようです。でも、小学校入学前からピアノを習っている子は譜面が読めますので、難なく吹けるようになるんですね。
それから、これは音楽とは関係がないのですが、ピアノのレッスンを通じて集中力も身に付きます。最初は10分も集中できない子どもでも、レッスンを重ねるうちに、しっかり40分間集中して指導を受けることができるようになりますよ。

―――ピアノ講師を続けていてよかった、と思うことはありますか。

たくさんあります。私は子どもが大好きなので、たくさんの子どもたちと触れ合うことが何より楽しいんです。ピアノ講師というのは、ピアノを通してひとり一人の子どもたちの成長を実感できる、素晴らしい仕事だと思います。
また、「教える」ことを通して、私自身も成長できます。子どもたちから教わることもたくさんありますからね。

―――最近は、ピアノ教室だけではなく、リトミック教室の講師としても活躍されていらっしゃるとか。

学生時代の友人がリトミック講師をしているのですが、彼女の話をきいて自分もやってみよう!と思いました。もともと教えることが大好きなので、音楽という共通点を介して、リトミックの素晴らしさを伝えたいと考えています。
寒川では、リトミックはまだまだ認知度は高くない習い事ですが、リズム感覚や音感はもちろん、知性や情操が身につく素晴らしい教育法です。1歳からできますから、ぜひたくさんの方々にリトミックの楽しさを実感していただき、寒川にもっともっと広めたいという思いでいっぱいです。

―――ピアノ講師をしていらっしゃることが、リトミック指導にも役立っていますか。

リトミックは「イメージ」や「想像力」がとても大切です。ピアノで即興的にイメージしやすい「音」を出すことが重要なので、その点は役に立っていると思います。また、ずっと子どもたちを指導してきた指導力も、リトミック教室でのレッスンに役立っています。
1~2歳からリトミックを習い、リトミックのレッスンで体得した経験をピアノに移行、という理想的な流れも可能になりますから、ぜひ一度見学に来ていただけたら、と思います。

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